大西宇宙飛行士が夢語る「月や火星に降りたい」 <br /> <br />2016年2月1日 17時05分 <br /> <br />日本人として11人目の宇宙飛行士に選ばれ、ことし国際宇宙ステーションでの長期滞在に臨む大西卓哉さんがNHKのインタビューに応じ、「月や火星に降り立ちたい」と将来の夢を語りました。 <br />大西卓哉さんは全日空の元パイロットで、5年前に宇宙飛行士となり、ことし6月ごろからおよそ4か月間、国際宇宙ステーションに長期滞在する予定です。通常はアメリカで訓練を積んでいますが、 <br />このほど長期滞在前としては最後となる一時帰国をして、日本の実験棟「きぼう」で行う作業の訓練を行っています。 <br />大西さんは、あと半年を切った打ち上げについて「準備はだいたい終わっていて、いつでも宇宙に行けます。打ち上げの日が来るのを楽しみにしています」と現在の心境を語りました。 <br />大西さんは、日本人の宇宙飛行士としては11人目で、宇宙ステーションの長期滞在も6人目となります。 <br />宇宙での詳しい任務はこれから決まるため、どのような作業にも対応できるように訓練を重ねているということで、「もはや日本人が宇宙に行ってよかったと言っていた時代ではない。 <br />しっかり成果を出していきたい」と気持ちを引き締めていました。 <br />大西さんは地球以外の星に行くのが夢だということで、JAXA=宇宙航空研究開発機構が作った今回の任務のロゴマークには、大西さんの希望を踏まえて宇宙ステーションと月、それに火星が描かれています。 <br />大西さんは、「月でも火星でもいいので降り立ちたい。十分にチャンスがあると思っているので、今度の任務を成功させて宇宙飛行士としての実力をつけたい」と語っていました。 <br /> <br />・ロゴマーク これまでの例は <br /> <br />国際宇宙ステーションではこれまでに5人の日本人宇宙飛行士が長期滞在を行っていて、それぞれの任務にあわせてロゴマークが作られています。 <br />2011年6月からおよそ5か月間滞在した古川聡さんのマークは地球と国際宇宙ステーションが大きく描かれ、宇宙ステーションと地上がDNAの二重らせん構造でつながっています。 <br />これは、医師でもある古川さんの「宇宙での生命科学の実験の成果を地上の生活にいかしたい」という気持ちが込められています。 <br />また、日本人宇宙飛行士として初めて国際宇宙ステーションの船長に就任し、2013年11月からおよそ半年間滞在した若田光一さんのマークは、若田さんの好きな野球のボールの形をしていて、 <br />宇宙と地球の間に国際宇宙ステーションが配置されています。中央には「和」という漢字が描かれ、日本人の「和の心」を大切にチームをまとめたいという思いが表現されています。 <br />また、去年7月から5か月近く長期滞在した油井亀美也さんのマークは、名前の漢字にもある「亀」がベースになっています。 <br />甲羅の部分を宇宙ステーションの窓に見立ててその向こうに月と火星が描かれ、目標に向けてこつこつと努力を積み重ねる自分自身の性格と将来の宇宙探査への期待を表しています。
